『自分らしく働きたい』『自分にしかできない仕事がしたい』『自分らしい生き方がしたい』
そんな風に思ったことはありませんか?
私は何度も思ったことがありますが、数年前にやっとそれを可能にする方法に気付き、そして、それまでの自分が自分らしく働きたいならやらないほうが良いことばかりをしていたことに気付きました。
その自分らしい働き方をするために役に立たない行動とは『量産型の人材』になるための努力です。今回は自分らしい働き方そして、自分らしい生き方をするための方法について詳しくお伝えします。
そもそも学校が量産工場
学生時代には、様々なルールがあり、周りと違うことをしていると注意されることがよくあります。みんな同じ制服を正しく着て、似たような髪型にして、クラス全員同じ時間に同じ勉強をする。
私の場合、すでに塾で習っていて知っている内容をまた学校で習う時は退屈で眠たくなっていましたし、苦手な教科の時間にどうしても今授業でやっている内容がわからなかったので、1学年下の参考書を開いて、その前段階の復習をしていて怒られたこともありました。
先生一人に対して、何十人もの生徒がいるため、平均的なレベルで授業をするのは仕方ないとしても、もう理解していて退屈なら寝ていてもいいし、授業を理解できるレベルに達していないなら別のことをするのもありだと私は思うんです。そして、教え方が合わない、理解できない、簡単すぎると感じる生徒が多いということは、それはより多くの生徒を惹きつける授業ができていない教師の責任だと大人になった私は考えています。
でも、その足並みを乱すと怒られる。みんな同じでなければいけない。そんな日本の教育が、まず、自分らしい生き方ができる人を減らしている巨悪の根源なのです。
①何でも教わろうとするな!
良い学校に合格させることが目的となっている学校教育の弊害だと思いますが、学校の試験には決まった答えがあり、それを教えてくれる先生がいます。これは当たり前のことです。
しかし、社会に出ると、決まった答えがないものは数多く存在しますし、誰も教えてくれないことや、誰が正解を知っているのかさえ分からないことも珍しくありません。
そんな時に、誰かが教えてくれるのを待っていても、誰も教えてくれませんし、たとえ教えてくれる人が現れたとしても、それが正しいのかはわかりません。
やるべきことは、自主的に学ぶこと。
それまで親や先生が学ぶべきことを指定してくれていた人は、いきなり選択肢が消え、自分で考えて動けと言われると戸惑いますし、新たな学びをあきらめて、誰でもできる単純労働に徹する人もいるでしょう。
もちろん、全員がクリエイティブでオリジナリティを生かした仕事をするべきだとは思いませんが、今の仕事で満足してないなら、自主的に何かを学んで成長していかなければなりません。
②周りと同じ努力をするな!
自主的に何かを学ぼうと考えた時、周りと同じ選択をしていると後悔するでしょう。いわゆる、流行りの○○に挑戦するのはお勧めではありません。
例えば、最近だと、プログラミングなどのスクールが流行っていると聞きますが、それらの卒業生は同じことしかできないので採用したくないという声もちらほら聞こえてきます。
私は、そこに得たいスキル習得の近道があるならば、スクール等を利用するのは賛成の立場なので、上記のようなプログラミングスクール全般を否定するつもりはありませんが、とりあえず盲目的に教わろうという気持ちで入会していては間違いなく量産型の人材にしかなれません。
実際にプログラマーやエンジニアの方とお仕事をする機会も多いのですが、『コードが書けるだけの人』が多いなぁと感じ、顧客のニーズきちんとを汲み取って可視化させることができる人はかなり少数派です。
どの人も、『コードを書く』という一点においては一定以上のスキルがあるので、『デザインや見せ方はこちらですべて考えるので、きちんとその通りに表示されるようにコードを書いてください』といったオーダーになってしまいます。
そのような仕事の単価は高くありませんし、オリジナリティもありません。単純作業が好きな人には良いかもしれませんが、これって理想のプログラマーやエンジニアの働き方でしょうか?
自分の頭で考える癖を付けよう
自分らしいことがしたいなら、自分の強みを知って、その強みを生かすために必要なことを自分の頭で考える必要があります。
人一人が生きていけるだけのお金を稼ぐ方法は星の数ほどありますので、その中にあなたらしさを生かせるものがきっとあります。
その第一歩が、自分らしさとは何かを知ることなのです。