などと感じる人も多いかもしれません。
私は、昔から不思議に思っていたのですが、お金のことって、生きていくうえですごく大切なことなのに、誰に教えてもらうこともなく、ずっと自己流でやっている人がほとんどですよね!?
お金の稼ぎ方は勉強した方が良いかなと感じても、お金の使い方くらいなら、普通に生活をしていれば、自然と身に付きそうな気もしますが、同じくらいの収入でも、ゆとりをもって生活して貯金ができている人もいれば、そんなに贅沢をしていないのに給料日前になると毎月お金が無くなっている人もいるのは紛れもない事実です。
そんな違いが生まれる原因は、正しいお金の使い方を知っているかどうかが大きく関係しています。今回は入門編として、金欠を脱出して、お金が貯まりやすくなる、今すぐ簡単に始められる3つの方法をお伝えします。
ステップ①まずは現状把握!
お金の使い方を学ぶ上で、まず行うべきなのは、今自分がどんなお金の使い方をしているのかを知るということです。
家計簿やお小遣い帳を付けたことのない人には、少し面倒に感じると思いますが、それができなければ、どこを改善すればよいのかがわからないので、まずは1ヶ月普通に生活をしてみて、何にいくら使っているのかを都度記録しておきましょう。
今は便利なアプリを使ったり、キャッシュレスにすることでほぼ自動で集計してくれるものもあるので、そういったものを使うと比較的楽にできると思います。
この時に、なるべく細かく知れた方が良いので、例えば食費と一括りにするのではなく、スーパー、コンビニ、外食…と場所で分けたり、食材、お菓子、飲料、弁当…とザックリと商品で分けたりしておくと、自分のお金の使い方の癖がよくわかります。
ただし、あまり細かくしすぎて辛くなって途中で挫折してしまっては本末転倒なので、完璧を目指さず、数百円程度の誤差は気にせず、面倒さが勝たない程度で続けてください。
ステップ②何か1つ見直してみる
ステップ①で自分が何にお金を使っているかがわかると
とか何か気付くことがあるはずです。
もちろん、家賃など支出の中で高い割合を占めるものを見直した方が効果が高いのですが、費用もかかるため、そう簡単に引っ越しすることは難しいでしょう。
なので、予想より使っていたと気付いた何か一つを見直すことから始めてみましょう。
私の場合は、仕事中に飲んでいたコーヒー、紅茶、エナジードリンクなどが月1万円を超えていたので、毎日ちょこちょこ買うのではなく、箱買いして持参したり、インスタントのコーヒーや紅茶を買って会社の机に入れておいて、それを飲むようにしたりすることから始めました。
お茶を沸かして持っていったらもっと節約できますが、私はそれはしていません。正直、お茶を沸かして、水筒に入れて、帰ってきたら水筒を洗ってということが手間だと感じてしまったからです。その点、箱買いして朝カバンに入れて持っていくだけなら、余分な手間は全くかからず、毎朝コンビニ行く数分間の時間の節約にもなります。
そうすることで、コンビニに行くこと自体が少なくなり、飲み物のついでに買っていたコンビニのお弁当やお菓子なども自然と買わなくなって、結果的にはそれまでより月2~3万円多く残るようになったのです。
ステップ③固定費を見直す
ステップ②で成功体験ができたら、最も効果が高く、その効果が長く継続する固定費の見直しに着手しましょう。
固定費とは、一言でいうと寝ていてもかかる費用でしょうか。家賃や、携帯やネットの基本料金、保険料、サブスクなど、毎月何もしていなくてもかかっている費用があるはずです。
その固定費を見直すことは、1度の手間で、毎月一定額の節約になりますので、光熱費や食材費を節約するよりもずっと楽に、大きな効果をもたらしてくれます。
特に携帯代などは、私はUQmobileとY!mobileを使ったことがありますが、どちらも、それぞれauとsoftbankの回線を使っているだけあって、通信速度やエリアに問題を感じたことはなく、変更しただけでスマホ代がどちらでも3000円台まで下がったので、これはやらないと損ですね。
収入の1割を残そう
もともとお金が貯まりやすい使い方をしている人は、これらの基本を自然と行っていますが、貯まりにくいと感じている人は意識的に一つずつやっていく他ありません。
また、収入が低いから貯まらないと諦めている人もいるかもしれませんが、私がこの見直しを始めたのは、手取り16万円(社会人2年目、家賃6万円、一人暮らし)の時期です。当時毎月カツカツで全く貯まらない生活をしていて、当時の私も収入が低いことが原因だと思っていました。でも、意外と無駄遣いが塵積もっていたことに気付いて、今回紹介した3ステップを行ったことで、毎年無理しなくても50万円は貯まるようになりました。
みなさんも3ステップを試して、貯まりやすいお金の使い方を身に付けてください!