強みを持てば独立は可能~自分の強みを知る方法とは!?~

令和の時代には、女性でも独立したり、起業したりするのが普通になっていくのではと思いますが、独立する上で、ないと困るので『自分の強み』です。

それがないと、「私は○○ができます」と自分を売り込むことができないため、いつまでたってもアルバイト程度の報酬を超えることも困難です。もちろん、扱っている商品が素晴らしく、その特許など独占権も持っているような状態であればまた違うのかもしれませんが、それができる人は、独立する人のうち1%もいないはずです。勝手に売れる商品がなければ、残るのは自分自身だけです。

今回は『自分』という武器のみをもって独立したいと考えている人に対して、自分の強みの見つけ方についてお伝えします。

誰もが自分の強みを持っている

誰にでも強みはあると言われても、自分にはないと感じてしまうことは多いかもしれませんが、あなたの人生はあなただけしか知らないので、いくら変哲のない日々を送っていたとしても、何らかのあなただからこそ経験した何かがあるはずです。

例えば、

・□□が上手だねと褒められたことはありませんか?

・〇〇やってくれたから助かると言われたことはありませんか?

・同じような経験をしていて、理解しれもらえてうれしいと言われたことはありませんか?

・ありがとうと言われたことはありませんか?

誰もが人生の中で何度かは、褒められたり、誰かの役に立ったり、誰かに喜んでもらえたりした経験をしているはずです。人生で一度もないと感じる人も、忘れているだけですし、本当にないならそれはまた貴重な存在だと思います。

欠点が強みに変わることも

私の場合は、独立を考える前に、当時は営業職でしたが、私がオリジナルで作っていた資料や、説明する順番が丁寧でわかりやすいと、上司や顧客から褒められたことがきっかけで、今独立して、企業のホームページや広告の見せ方を一緒に考えたり、集客や営業用の資料やコンテンツ制作を代行する仕事をするようになりました。

もともと、私が資料作成にこだわっていたのも、丁寧に説明していたのも、私が営業なのに口下手だったことが原因で、いわば、自分の欠点を補うために工夫していたことが、結果的に自分の強みとなったのです。

「何が得意ですか?」と聞かれるよりも、「何が苦手ですか?」と聞かれた方が答えやすい人が多いのではと思いますが、苦手なことを他の何かでカバーしようとしたことってないですか?

きっとそのあたりに、あなたの強みが隠れているはずですよ。

強みがわかったら市場のニーズを探ろう

自分の強みがわかったら、それを必要としている人は誰なのかを知らなければ、その強みを生かすことはできません。

まずは、自分の周りから、その人にニーズがないかを探っていきましょう。

私も場合も、最初は仲の良い同僚でした。自分が作っていた資料などを公開して、「ひとこと言ってもらえれば○○さんも使っていいよ」と伝えたのがはじまりです。

その同僚の中の2人が、急に営業成績が上がったことで、それが社内で評判となり、回りまわって私の評価にもつながり、もうそれ中心に仕事をしてほしいと、元々本当は苦手であまりやりたくなかった営業をしなくて良い状態になり、その仕事へのニーズが予想外に高いと確信したことで独立し、最初の顧客は、前に勤めていた会社と、そこを辞めて社長となった同僚が中心でした。

すごく簡単に書きましたが、最初に同僚に資料を公開してから、私が独立を決意するまでに3年以上の月日が流れていますし、営業成績の悪さを補填するために、自分専用の資料を作り始めてからは5年近くかかっています。

それくらい簡単ではなく、これでいいのかなと迷うことも多いと思いますが、もしかすると自分は○○が他の人より得意なのかもしれないと思うものに出会ったら、その強みが誰の役に立つのかを考え、その人に喜んでもらうことを最優先に考えていれば、自ずと自分自身の利益につながる日が来ると思いますよ。

 

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