良い会社で働く以外にも輝ける道はある!

よく親や先生から

良い大学に行って、良い会社に入りなさい!

と言われたことはありませんか?

私もそのように言われ続けた一人で、両親ともに一部上場企業で働いていたため、良い会社=一部上場企業のような考え方をして、大学を卒業後、一部上場企業である銀行に就職しました。

銀行では周りの人に恵まれていたので、銀行に入ったこと自体は後悔していませんが、早めに辞めてよかったとは思っています。それは、それ以外に自分がもっと輝ける場所があると気付いたからです。

今回は、親や先生の言う良い会社に入る以外の選択肢についてお話します。

中小企業の方が多くを学べることも

私の場合1社目に勤めたのが、大手と言われる銀行、そして前職の2社目は中小企業と言われる不動産会社でした。

大企業から中小企業に転職してまず驚いたのは、1人の社員が担当する業務範囲の広さです。社員数が100分の1程度になったので当たり前のことなのですが、1人で大企業の数部署分の仕事を行うことはよくあります。私も、営業職として入社したものの、営業事務やマーケティングなども任されて、銀行員時代の10倍ぐらいのスピードで様々なスキルを身につける必要性に駆られていました。大変は大変でしたが、すごく成長しやすい環境だったことは確かで、実際に短期間で多くのスキルを身に付けることに成功しました。

正直、今は大企業であっても潰れる時代なので、大きな組織に守られているから安心とは言い切れません。むしろ、そこにいることにあぐらをかいて、毎日のルーティンワークに甘んじていたり、それで自分の成長スピードを緩めてしまっていたりしては、万が一その会社が守ってくれなくなった時は終わりです。

残念ながら、それまで身に付けてきたものが少なく、言葉は悪いですが年だけ喰っているような状態では、再就職でかなり苦労することになるでしょう。

そういう意味では、自分自身がより成長できる会社はどこか、どの会社に行けばほしいスキルが身につくのかといった視点で就職先を選んでみるのも良いのではないでしょうか。

社長になることも難しくない

昔は、社長といったら、物凄く遠く、偉い存在のように感じていましたが、独立して自分の力で稼ぐことを覚えた今、なろうと思えば誰でもなれると感じていますし、本当にやりたいことがあって、それを実現させたいなら独立する道が一番の近道だったりもします。

やはり、会社に勤めていては、社長や上司からトップダウンで、『○○しなさい』と言われることは少なからずありますし、一社員がそれは間違っていると思っても、その方針を変えることは至難の業です。

そういう意味では、自分の理想を叶えるためには、自分がトップになるのが一番の近道です。

会社に属さないことの一番のデメリットは、安定した収入がなくなることですが、きちんと需要のあるスキルを身に付けていて、誰かの役に立つ何かを提供できるのであれば、同世代の会社員と同じくらい稼ぐのは難しいことではないので、そんなに心配する必要はありません。

選択肢は無数にある

私は自立して稼ぐ道を選びましたが、もちろん大企業で働いていることが向いている人、誰かのサポートが得意な人、小さい会社で花開く人…など様々なので、誰もが社長を目指すべきだとは言いません。

今回伝えたかったのは、良い会社に入ることが良いことだという風習はありますが、必ずしもそうではないということです。

親や先生に○○しなさいと言われた際に、本当にそうなのかな!?他の選択肢はないのかな!?と、親や先生の言うことは正しいと素直に従うだけではなく、きちんと疑問を持てる生き方をしていたら、また人生は違ったのかなと思うことがあります。

別に、親や先生は良くなってほしい、幸せな人生を送ってほしいと思って言ってくれていることが多いとは思うので、それをすべて否定するわけではありませんが、それはその先生や親が生きてきた中で良いと思ったことなのであって、あなたの人生やあなたが生きる時代において、それが本当に良いとは限りません。

より多くの選択肢の中から、自分の頭で考え、心に正直になって、自分にとってのベストな道を見つけてください。

 

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